同時同量(バランシング)
同時同量(バランシング)とは、電力の需要と供給を絶えず一致させてバランスをとることを言います。
電気は、電気のまま貯めておくことが難しく、「なくなったので停電します」というわけにもいかない特性があるため、刻々と変動する需要量に合わせ、供給量(発電量)をピッタリ一致させ続ける必要があります。
対策としては、電需予測に応じて発電計画を定め、各発電所の稼働・スタンバイを調整します。そして、当日の需要状況に合わせてさらに発電所の運転・出力を細かく設定して同時同量を実現していきます。