9電力体制
9電力体制とは、1951年に発足した北海道、東北、東京、中部、北陸、関西、中国、四国、九州の9つの民間電力会社が独占して電力供給を行う体制のことをいいます。
これらの9つの民間電力会社が管轄エリアにおいて発電、送配電、小売りまでを一貫して運営しているため、地域独占を意味する言葉として使用されることもありましたが、自由化が進む昨今ではそうした意味合いで使われることは少なくなりました。
なお、1971年の沖縄返還によって沖縄電力が誕生したため、実際は10電力体制になっていました。