スマートハウスとは?
エコライフを始める

スマートハウスという概念は、1980年代から提唱されている住宅と家電製品や情報をネットワークでつなぐことによってより便利な住宅環境を構築しようとするものです。
近年、発達しているインターネットを利用した情報技術を応用して、家庭内のあらゆる家電製品をネットワークに接続して便利な住宅を作り上げる動きが活発化しています。
特に、住宅内で使用されているエネルギー情報を可視化して常に把握してくれる技術によってスマートハウスが実現し、無駄な電力消費を抑えることでエコライフをスタートすることが出来ます。
これまで制御することが難しかった家庭内での電力消費量を、私たちが手軽にモニタリングできるようになるため、省エネ・エコ社会の推進がさらに進むと言われています。
スマートハウスで何が変わる?
スマートメーターを始めとする電力の可視化と各家電製品をネットワークに接続することによって、スマートハウスが実現できるようになります。
手元にあるスマートフォンのアプリを使用することによって、室内にいる時のみならず外出している先でも家庭の電力消費量を把握して簡単にコントロールすることで今までよりも電気の使用量を下げて電気料金を安く抑えることが可能です。
また、今後普及が進むと言われている電気自動車も、家庭のスマートハウス化が進むことによってコンセントによって充電し省エネルギーでドライブが楽しめるようになると言われています。
LED照明や薄型テレビ、省エネエアコンといった家電製品と組み合わせることによってライフスタイルやニーズに合った電力使用が可能となります。
電力自由化でスマートハウスが加速!
2016年より本格スタートする電力自由化によって、家庭のスマートハウスが一気に進行すると言われています。
電力自由化は、これまで選択することができなかった電力会社を、私たちが自由に選ぶことが出来るようになるため、新規参入する各社がさまざまなサービスを計画しています。
新規参入する事業者には、携帯電話などの通信事業者やIT企業も予定しており、効率的な電力使用を推進するサービス展開が予想されます。
こうした他事業の新規参入企業が、スマートフォンやインターネット技術を新電力会社に持ち込むことでスマートハウスが一気に広がります。
電力自由化元年は、スマートハウス元年と言っても過言ではないほど、今注目されている業界です。