東京電力エナジーパートナー

東電の小売電気事業会社

東京電力エナジーパートナーは、2016年4月から開始される電力自由化に合わせて東京電力が持株会社制に移行して誕生した小売電気事業会社です。

東京電力ホールディングス（TEPCO）の傘下に、燃料・火力発電事業会社の「東京電力フュエル＆パワー」、一般送配電事業会社「東京電力パワーグリッド」、小売電気事業会社「東京電力エナジーパートナー」の3社を設立しています。

分社化させることで、各事業の意思決定のスピードを高め、新電力に負けないサービス提供の実現を図っていきます。

日本最大の電力会社として業界を牽引してきた豊富な発電施設とノウハウを有しており、低価格で安定した電力供給が行える技術と企業体力を兼ね備えています。

今後は関東エリアのみならず、中部地方や近畿地方の家庭や法人でも電力供給を開始しすることが発表されています。

また、TポイントやPontaポイントと提携しており、電気料金1000円ごとに5ポイントが貯まるので、電気を使用しながら効率よくポイントを貯めることが可能です。

使用量が多い人向けの新電気料金プラン

東京電力エナジーパートナーは、電力自由化に伴い新しい電気料金を設置し、様々なニーズに対応できるプランを提供しています。

従来の料金プランと同じ「従量電灯B,C」に加え、「スタンダードS,L,X」、「プレミアム」「スマートライフ」「夜トク８,12」の４つのプランがあります。

特に、電気使用量が多い、夜間の使用量が多い、オール電化検討中といった家庭には新料金プランのほうがおトクになる可能性があります。

「スタンダードS,L,X」は、時間帯を気にせず電気を利用する人向けの料金プランで、一人暮らしからファミリーまで電気使用量が比較的少ない家庭におすすめです。

「プレミアム」は、大家族やペットを飼育している家庭など電力使用量が特に多い家庭に最適なプランで、一定使用量まで定額でそれ以上はおトクな料金体系となっています。

「スマートライフ」は、今後オール電化を検討している家庭におすすめのプランで、割安な夜間の電気を効率よく利用して日々の電気代を抑えます。

「夜トク8,12」は、夜間の電気使用量が高くなるほどおトクになるプランで、日中不在になりがちな家庭におすすめです。

料金プランは、地域によって利用できる範囲が異なっているので利用できるかをまずは確認することが重要です。

法人向けのサービスも充実

東京電力エナジーパートナーは、ビル・商業施設や工場など特定高圧から商店・事務所などの低圧まで幅広く対応しているのが特徴です。

エネルギーの供給からシステムの導入・運用・保守メンテナンスまでをワンストップで提供するエネルギーサービスプロバイダ（ESP）も行っており、初期投資不要で省エネ・省CO2を実現します。

また、TEPCOビジネスプラットフォームでは、会員登録を行うと電気の使用実績や状況に基づいて節電・省エネに役立つサービスが利用可能です。

東電時代から法人向けの電力供給を行ってきた豊富な実績があり、業種や事業規模に応じた柔軟な電力サービスが受けられるのが特長です。