雪氷熱利用

雪氷熱利用（せつひょうねつりよう）とは、降り積もった雪や冷たい外気により凍結した氷などを、冷熱が必要のなる季節まで保管し、その冷気や溶けた冷水を冷熱源としてビルの冷房や農作物の冷蔵などに活用することです。

季節をまたいで長い期間冷熱を確保する必要がありますので、断熱性の優れた大きな雪氷貯蔵施設が必要となります。

そのため施設費や雪を運び込む費用などの初期投資が必要となりますが、冷熱を製造する燃料は雪なので燃料費はほとんど発生しません。